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院長ブログ

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第14回:自然な二重まぶた?

  • 2009.11.11
  • 院長のブログ

「自然」に見えるとはどんな状態なのか?「不自然」と感じる要素のない状態とも言える。
人はそれぞれイメージを持っている。人種によっても、そのイメージは違ってくる。
日本人に似合う二重瞼にもある一定の範囲はあるだろうが、それでも個人の好みという
要素も当然ある。そして、上まぶたというひとつのパーツだけを好みのものにしても、
顔という全体像で見ると必ずしもしっくりといかないことが起こりうる。
埋没法にしろ切開法にしろ二重まぶたを作る場合、たるみのない若い人では
皮膚を切除せずにできるものが最も自然な二重瞼かもしれない。別の言い方をすれば、
手術による操作を最小限にとどめるということになる。
この場合は普通、幅広二重にはならない。末広型と平行型についても、
蒙古襞の存在で末広型になる瞼に、平行型二重を作る場合は目頭切開や幅広二重にする
といったことで皮膚切除やZ形成術といった操作を要すことになり、
瞼の状態に合った二重を作るというより、患者さんの希望する二重を作るために
プラスアルファの操作を加えることになり、不自然な要素が発生すると言えるかもしれない。
二重瞼の修正について患者さんから相談を受けるものに、
広すぎる二重幅と食い込みという悩みがある。
手術で作った二重幅が広いので狭くしたい、目を開けたときの食い込みが深いので、
自然に直してほしいというものである。幅広二重を希望された場合には、
厚ぼったくなるのを避けるように考えると二重ラインを高い位置に設定することになり、
結果的にはラインの引き込みは深くなる。
そして、幅広二重ではアイシャドウやアイラインでのアイメイクが似合うわけで、
そのようなメイクをしなくなると広すぎる、食い込むという不満が起こることになる。
この幅広で引き込みの深い状態、あるいは目を閉じた状態での傷跡の窪みや乱れを
直すとなると、皮膚切除や眼窩脂肪の移動などが必要になる。
これもある意味不自然さを増す操作かもしれないが、
直したい幅広や引き込みの深い状態よりは患者さんの希望にそった
適当な幅で引き込みが深くない二重まぶたの方が望ましいという
判断で修整手術を引き受けることになる。
来週、美容外科医の集まりで「厚ぼったい瞼を薄くする」手術についての討論があり、
20年前から続けている手術について報告するので、これまでの症例写真を見直してみた。
煩雑で注意が必要な操作なので、あまり広くは行われていないが
やはり効果があることを確認した。
以上のような話は、美容外科医以外の医師にはほとんど理解できない内容だと思うが、
美容外科手術患者さんで色々調べておられる方々には、ある程度理解されると思う。
そういった点では、患者さんが手術の内容を知ることができる特殊な医療分野と言えるかもしれない。
お腹の中や頭の中のように結果を形として見えないものではなく、
二重の形態や傷跡を普通に目にし、上手くできたかどうかを感じるという点では、
美容外科と形成外科は厳しい仕事である。

(2009年11月11日