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院長ブログ

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第12回:「マイケルの鼻」について

  • 2009.07.10
  • 院長のブログ


マイケルジャクソンが死んだ。マイケルの鼻については、美容外科手術の結果として取り上げられるが、ジャクソンファイブの頃からどんどんすっきりしてきたのが、ある時点から酷い形になった。勿論、一流の美容外科医が手術を手がけたはず。知り合いの、黒人患者の形成手術を専門とする美容外科医もその一人である。初めの頃の手術では、十分にすっきりして良くなったが、それでももっと鼻を細くしたいといった希望が出てきたとき、ある医者は「危険だからそれ以上は止めなさい」と忠告したはず。だが、マイケルの希望に押し切られて手術を引き受けた医者がいたと思われる。落とし穴に落ちたわけである。しかし、さすがにあの変形した鼻を手術しようと考える医者はいなかった、というか手術した場合のできあがり状態を説明したときにマイケルはその手術を希望しなかったということだろう 。 
子供の頃の幅広い丸っこい鼻を細く高い尖った鼻にしようとすると、どんな手術が行われたか考えてみよう。横に広がった小鼻は切り取って小さくし、骨か軟骨移植で高く鼻筋を通し、厚ぼったさは皮下脂肪を切除したところまでは良かった。まだ厚みの残っている皮膚を薄くしたいとなった時に、皮膚自体を削って薄くしたことで血液循環を傷め、部分的にでも皮膚が壊死して瘢痕化して変形したということが想像される 。 
患者さんから、大きな変化を求められた場合、希望される変化が解剖学的構造上無理のある場合は、当然リスクの高い手術になるだろうし、お断りせざるを得ないこともある。できるだけ希望に沿った結果を出すのが美容外科ではあるが、兼ね合いが難しいのも事実である 。 

(2009年7月10日)