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院長ブログ

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第8回:フェイスリフト

  • 2008.05.08
  • 院長のブログ

私は、日本美容医療協会(JAAM)の相談室でも回答していますが、先日 Lateral SMASectomy というフェイスリフトの手術についての質問がありました。 Lateral SMASectomy(外側でのSMAS 切除法とでも訳しましょうか) という手術法は別名Short Scar Face Lift (短い傷跡のフェイスリフト)とも名付けられ、New York の Daniel Baker という有名な美容外科医が始めた手術で、世界中でかなりの美容外科医が採用している手術法です。 この手術で彼が目指したのは、短い傷跡でもSMASを処理するフェイスリフトです。お断りしておきますが、短い傷跡といってもミニリフトではありません。 昨年の形成外科学会に招待され来日しましたが、フェイスリフトなどの手術についてお話しすることができました。 彼は元々マイクロサージェリーで切断した指をつないだりする形成外科医として有名でした。20年近く前に、New York で彼の行うフェイスリフト手術を見せてもらった時に感じたのは、出血が少ない綺麗なものでした。 さて、フェイスリフトについての相談や質問で、keyword になるのが、SMASとリガメントという言葉です。 フェイスリフトの歴史は、皮膚だけの処理に始まり、SMAS、リガメントと深く、そして口角近くをしっかりと引き上げる方法へと進歩してきたわけです。 SMAS の取り扱いかたに違いがありますが、操作する土俵は同じもので、目的は法令線(鼻唇溝)の外側からフェイスラインにみられるたるみの改善で、より効果的に長持ちさせる工夫ということになります。 効果を高めるには、できるだけ法令線近くを引き上げる、あるいは引き上げの邪魔になるリガメントを切断したうえで引き上げる、といった内容になります。 以上のことを整理しますと、SMASを扱わない皮膚だけのフェイスリフトというのはまず無いと思いますので、すべてSMAS法ということになりますが、SMASを耳の近くで引っ張っても効果はなく、口角方向へ剥がし、その過程で引き上げの妨げになるリガメントを処理し、吊り上げたSMASを強固に縫合固定するのが最も効果的ということになります。 逆の言い方をすると、ミニリフトで耳の近くだけで引っ張ってもあまり効果を期待できないことになります。

(2008年5月8日)