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院長ブログ

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第23回 眉下切開の話

  • 2011.10.06
  • 院長のブログ

前回のコラムで美容外科学会の報告を予告していましたので、ご紹介します。
9月29?30日に、博多で「抗加齢美容医学をきわめる」というテーマで開催されました。若返りの美容医療について、手術やレーザー治療のほかにも、皮膚科やサプリメント、安全管理など、朝8時から夕方までビッシリと勉強でした。
学会会長から特別プログラムの「おでこの皺取り手術」のパネリストに指名されました。5人の発表があり、討議してパネルディスカッションは終わりましたが、その後でI先生とS先生の3人でコーヒーを飲みながら面白い話をしました。学会場での発表や討論は有意義なのですが、その合間のロビーでの話にさらに掘り下げた興味深いことがよくあります。
今回の話は、I先生が精力的に適応拡大して広めた「眉下切開」のことでした。以前は高齢者のタルミ取りの手段として眉下切開が行われていましたが、これを若いヒトにも適応を拡大したのがI先生の発表で、多くの形成外科や美容外科の先生方もそれに習って広く行われるようになったのです。
私からI先生への質問は眉頭付近での手術のコツでしたが、同席したS先生もたくさん手術されて皮膚切除のデザインに工夫をされていました。結論は、眉下切開では眉頭近くでは無理ができない、つまり中央?外側では効果的ということです。そこで、I先生の「おでこ中央部のリフト」という発表の意味がよく分かりました。つまり、眉下切開をたくさん手術するうちに、目頭(眉頭)側で瞼の皮膚が上がらないので、「おでこ中央部のリフト」が必要になったということです。
日本人の瞼は厚めで、二重幅を広げたりタルミ取りで瞼の皮膚を切除すると厚みが増すのを避ける意味で眉下での皮膚切除の適応が広がったのですが、それでも目頭側では効果がないわけで、つまり目頭側で二重幅を広くする平行二重には無効ということになります。
「眉下切開法」が多くの問題を解決してくれるということで適応が拡大してきましたが、これからはその中での見直しと工夫を経て、適応の選択がされてくるでしょう。
米国アラガン社のボトックス国際会議に日本代表で招請を受け、広州(中国)へ行ってきますので次回報告いたします。