このようなお悩みに

- 鼻筋を通したい
- 鼻を高くしたい
鼻筋を通したい、鼻を高くしたい方へ。
施術の特徴
ヒアルロン酸のように一過性のものでなく、半永久的に鼻筋を通したい、鼻を高くしたい場合にする施術です。
従来は、鼻先を尖らせるたのL形プロテーゼも使用されてきましたが、近年は長期的な安全性を考慮してもっぱらI型プロテーゼが利用され、鼻先に対しては鼻尖形成術や耳介軟骨移植を行うようになりました。
プロテーゼの材質では、半世紀前からシリコン樹脂が汎用されていますが、近年ゴアテックスシートも利用されるようになっています。
シリコン樹脂の特徴は何年経過しても形状は変わらず異物反応としてできた被膜に囲まれているので、取り出したいときには、入れた時の状態のままで比較的容易に摘出できます。
ゴアテックスシートは必要な厚みになるように重ねて使用し局面への適応性に優れていますが、取り出す場合には難しさがあります。
術後の注意、アフターケアについて
鼻孔内切開から、患者様のご希望に沿った大きさや形のプロテーゼを鼻骨骨膜下に挿入しますので、鼻根部からまぶたにかけて腫れます。
手術終了時はテープを貼ってあり、抜糸のときにテープも除去します。
1週間くらいで大きな腫れは引きますが、1ヵ月後には鼻筋の通った高い鼻になります。
術後1ヶ月くらいはプロテーゼがずれる可能性があるので、強い外力が加わらないようにして下さい。
よくあるご質問
- プロテーゼによる隆鼻術は一生ものですか?
シリコンプロテーゼは安全で丈夫なものですから、一生ものと考えて良いでしょう。
しかし患者さん自身の組織とは違う異物ですから、使用状況によっては問題を起こすことがあります。
その一つとして、プロテーゼが丈夫なことから覆う皮膚が薄くなることがあります。
もう一つは異物なので体の免疫や抗生物質によって細菌などの感染から守られないために、感染が起こるとプロテーゼを取り出さざるをえないことがあることです。- 感染を起こす可能性はどれくらいですか?
- 感染の原因が明らかでないこともありますが、プロテーゼを挿入するための傷口に問題があり細菌などの原因菌が侵入しやすい状況がなければ、感染が成立するのは稀です。
- プロテーゼを入れない隆鼻術には、どのようなものがありますか?
- 患者さん自身の身体を構成する組織を利用する「自家組織移植」になりますが、具体的には骨・軟骨・筋膜・真皮脂肪などを移植に利用します。 その特徴は、①組織を採取する場所にも傷が残る、②組織や移植された環境によるが、一定の割合で吸収されて小さくなる。というものがあります。
料金
診療名 | 費用 |
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I型プロテーゼによる隆鼻術 | ¥275,000 |
※ 掲載料金は全て税込みです。