このようなお悩みに

- プロテーゼを入れたけど元に戻したい
- 鼻筋の高さを変えたい
- 赤みや腫れが出てきた
- 鼻の皮膚が薄くなった
プロテーゼを入れたけれども元に戻したい、修正したいといった場合に行います。
鼻では、鼻筋の高さの変更、鼻の皮膚が薄くなった、凸凹、赤みや腫れなどで取り出したい、といった理由があります。
顎では、大きいプロテーゼに代えてもっと出したいという希望があります。
これの場合、まずプロテーゼと組織の状態を正しく把握する必要がありますので、それらを観察できる CR(computed radiography) などを撮影するべきです。
施術の特徴
シリコンプロテーゼはカプセルという被膜に包まれた状態になっているので、その被膜を切開して比較的容易に取り出せることがあります。
しかし、石灰化があったりプロテーゼに穴を開けて肉芽が入り込んでいたりすると
カプセルごと取り出したり、プロテーゼの穴に入り込んだ肉芽を切断してから取り出さないと、プロテーゼが千切れて残ってしまうことがあるので、
術前に CR レントゲンを撮影して確認しておくことが大切です。
術後の注意、アフターケアについて
プロテーゼを摘出した分、鼻筋は低くなりますので、代わりに真皮脂肪などを移植すると変化が少なくなるでしょう。
また、腫れや赤み、痛みなどの炎症所見を伴っていた場合や、アップノーズ傾向が出ている場合は、プロテーゼ摘出後に鼻筋を下げるようにテーピングする必要があります。
よくあるご質問
- プロテーゼを取り出した後、テーピングが必要と聞いたことがあるのですが?
すでに鼻先が上を向く傾向がある場合、過去に腫れや皮膚の赤みなどの炎症症状を繰り返している場合、L型の鼻先で皮膚が薄くなっている場合、プロテーゼ摘出後にさらに鼻先が上を向いたり鼻が短くなる変化が進行するので、その変化を最小にするためにテーピングで鼻筋の皮膚から頬へ張るようにします。
- レントゲンを撮る美容外科クリニックは少ないのですが、必要ですか?
- 医学の進歩のかなりの割合を占めるのが画像診断で、レントゲンやCTあるいはMRIなどはよく耳にしますよね。 身体の中の状態を目に見えるようにして、その情報から診断や手術などに役立てようとするもので、美容外科以外では常識ともいえる検査です。 鼻のプロテーゼでは、穴をあけるなどの加工がしてあったり、石灰化が起こっていたり、皮膚が薄くなったりしているのが、一目瞭然です。 プロテーゼを取り出した方が良いのかどうかの判断や、取り出しに際して千切れて残ったりしないための手術の段取りが可能になりますので、重要な情報となります。
料金
診療名 | 費用 |
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石灰化の有無やプロテーゼ形状により料金が変わります。 | ¥132,000~¥220,000 |
※ 掲載料金は全て税込みです。