Q. 眉下切開について
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- JJさんのご相談
- 2021/01/12

何度か埋没法をしてきて、今回も幅が狭くなったので、全切開か埋没法をしたいと考えております。
瞼の厚みをなくすために、眉下切開で瞼の厚みを取るのと、全切開で皮膚や脂肪を取り除くのとでは、どのような違いがありますか?
また、眉下切開と全切開、または、眉下切開と埋没法は同じ日に手術していただけるのでしょうか?
よろしくお願い致します。
JJさんへのお返事です
上まぶたは、睫毛側が薄く眉毛側へ行くにつれて厚くなります。眉下切開は厚い部分の皮膚を切除して薄い部分を温存します。二重幅を広くするには、二重ラインを高くするか、二重ラインより眉毛側の皮膚切除をします。その際に二重ラインはまぶたの縁から10mm未満にするべきで、皮膚切除を二重ラインで幅広く行うと出来上がりの二重が厚ぼったくなります。二重の脱脂というのは眼窩脂肪と ROOF の切除をさしますが、これは全切開でも眉下切開でも同等にできます。眉下切開では前記したように眉下の厚い皮膚・皮下脂肪・眼輪筋を含めて切除ができるわけです。まとめると、厚ぼったさをできるだけ避けるには、全切開の二重ラインを5~8mmにして眉下切開を併用することになります。埋没法を繰り返してもまた緩む可能性があり、切開法が良いだろうと思います。同日の施術は可能ですが、シミュレーションを正確にするにはまず眉下切開してその後の全切開かもしれません。
院長 出口 正巳
