WEB相談室

異物であるプロテーゼの入っている場所に脂肪注入やヒアルロン酸などを注入する場合には、皮膚表面のばい菌を持ち込んで化膿を引き起こす可能性があるのであまりお勧めできません。
眉間から鼻根の部分については、プロテーゼを長めのものに交換するのが良いかと思います。
おでこやこめかみに膨らみを出すように脂肪注入をすることは可能ですが、おでこでは生着率が低くあまり良い適応ではないように思います。
レディエッセという注入剤が良いようですが、１～２回の追加をして綺麗に仕上げることが多いようです。

院長 出口 正巳

１．２０万円くらいでしょう。
　　１回で終わることもあり、費用は毎回同じだと思います。
２．内出血の有無で違うと思いますが、１?２週間くらいで考えては如何でしょう？
３．３０?４０分くらいでしょう。
　　ほとんど分からないくらいで済むこともあります。
４．確かに皮膚の薄い場所ですから、凸凹はないにしても触るとシコリを触れる可能性はあります。
５．生着した脂肪はずっと残ります。
　　しかし、年齢を重ねるほどにたるみは大きくなりますので、その程度によるわけです。
６．タルミにより膨らむのは、脂肪注入するクマの上側ですから、そのような心配はないでしょう。

院長 出口 正巳

皮膚は浮いて存在するわけではなく、深部組織との連続性があります。
ホウレイ線などは、強くて硬い組織による連続性があり、脂肪注入では容易には持ち上がりませんので、あらかじめその硬い組織を切断して皮膚が浮き上がりやすい状態にしてから脂肪細胞を移植（注入）しないと、柔らかい周囲領域に迷い込み、特に外側へ入ってしまうと逆にホウレイ線の外側が膨らみ逆効果になります。
実際的な手技としては、注射針の先端で上記の硬い結合組織（筋肉ではありません）を切断するようにします。
この操作は無用に広い範囲に行うと、注入された脂肪細胞の生着にとって不利な状況にもなりますので、最小限必要範囲がポイントです。
内出血（皮下出血）の赤みが少し起こるという点で、多少ダウンタイムが長くなる可能性はあります。

院長 出口 正巳

どの部位を脂肪吸引したいのでしょうか？
ボディージェットでの脂肪吸引なので通院で行います。
翌日までは浸出液が出ますのでガーゼ交換に来ていただきます。
高校生以上でしょうか？保護者の承諾は必要です。
sanaさんの情報がないので中途半端なお答えになり申し訳ありません。
取りあえず早めに診察を受けていただけると具体的な説明ができると思いますので宜しくお願いします。

院長 出口 正巳

眼窩脂肪は眼球の周りを取り囲み、硬い骨の窪みと眼球の間で柔らかい詰め物の働きをします。
この眼窩脂肪を取ると眉毛の下から瞼の中央辺りまでの膨らみが減少しますので、当然取り過ぎると凹むこともあるでしょう。
加齢による窪みは、ほとんどの場合は遺伝的要因で、おそらくご両親や祖父母までの瞼を思い出して窪んでいる家系では同じように窪むようですが、上記の通り脂肪を取りすぎても起こりうるでしょうね。
一方の隔膜前脂肪は、前記の眼窩脂肪より浅い皮膚側に接して存在し、瞼の厚みを構成するものです。
皮膚、皮下脂肪、眼輪筋、隔膜前脂肪で瞼は構成され、そのうち切除しても支障がないのが隔膜前脂肪ということになります。
ただ、厚ぼったい瞼の方では、隔膜前脂肪も厚いのですが、皮下脂肪と眼輪筋も同時に厚い傾向があり、ぺらぺらの薄い瞼にはなりません。
それぞれの脂肪組織を切除する場合は、最終的には手術中に判断しますが、原則としては隔膜前脂肪をちゃんと切除したうえで眼窩脂肪を適量切除するということになります。
ただ、隔膜前脂肪は注意して手術しないと二重のラインのほかにラインができることがあります。
他院での修正を希望された患者さんも居られますので、ちゃんとした技術をもった医師にお願いして下さい。
これらの処置で、加齢とともに窪むということはないでしょうね。

院長 出口 正巳

すでに傷跡が存在し、年齢的にもたるみがあるはずですから、傷跡と臍側のたるみを切除しながらの脂肪吸引がよいでしょうね。

自己多血小板注入もできます。

いずれにしろ一度診察にお出でになりませんか？

院長 出口 正巳