Q. L型プロテーゼ
- けいさんのご相談
- 2019/10/30

L型プロテーゼに関して質問です。あるJSAPS専門医に鼻の相談に行きました。そしたらL型プロテーゼを勧められました。「L型プロテーゼは鼻尖別はペラペラに薄くして、L型の脚は鼻中隔に固定をする」と言われました。鼻中隔部分にプロテーゼを固定することで、軽く鼻中隔延長できるらしいのですが、本当に可能ですか?また、鼻翼軟骨が損傷したり、鼻中隔軟骨が損傷したりしませんか?また、その医師曰く、I型プロテーゼは下方移動するから、鼻尖部から飛び出る可能性があり危ない一方、L型は二固定できるから安全と言われました。でも、中野坂上の古川先生などはI型しか使いません。L型は本当に安全ですか?その医師は、L型の脚は短くしません。ただ削って薄くして、脚の部分には真皮を縫合すると言ってました。また、I型プロテーゼ+鼻中隔延長した場合、I型プロテーゼを抜去できないと言われました。理由は手前に肋軟骨があるからだそうです。その場合肋軟骨を無理やり取ることになるらしいですが、そんなことしたら絶対鼻自体が変形すると言ってました。これらの意見に対していかが思いますか?私は鼻柱部分にシリコンが入るとか、鼻中隔に固定とかが心配です。あくまでシリコンは鼻はい部のみのほうが良いと思います。
けいさんへのお返事です
20年くらい前まではL型も使っていましたが、L型の曲がり角の部分で鼻尖部を尖らすことができる反面皮膚が薄くなるリスクを伴うため、その後全てI型になりました。鼻尖部をペラペラに薄くしたのではL型の利点がなく、I型に鼻尖から飛び出るリスクがあるとは思いません。現在、鼻中隔延長術は行っていませんが、やはりI型を併用するのが普通だと思います。
院長 出口 正巳
